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同一条件で複数の金融機関から融資を受けられるシンジケートローン

シンジケートローンとは、メインとなる金融機関がその他の金融機関を取りまとめて、複数の金融機関が集結して協調融資団を結成し、同一の契約書に全ての金融機関の当事者が署名をし、同一の条件で1つの企業に対して融資を行う方法のことを指します。

このシンジケートローンの特徴は、一般的に複数の金融機関から借入れするためには、別々に融資の申込みをして条件を決定していくことになりますが、シンジケートローンの場合は、メインの金融機関が融資に関する条件を決定し企業と契約することになりますので、個々の金融機関とやり取りをする手間を省くことができます。

また複数の金融機関から借入れをすることになるのですが、個別に入金をしなくても指定された口座に入金をすれば、メインの金融機関が融資事務を取りまとめてくれて、他の金融機関に返済手続きを実行してくれたりと大変便利な点もあります。

シンジケートローンを契約する場合には、契約書は1つ1つの契約書で融資条件・融資取組の前提条件などを記載するため、その都度に作成しなければいけません。

また契約書には貸出した債権の保全をする為に様々な条文が組み込まれ、その代表的なものとしては、「表明保証」、「貸付前提条件」、「コベナンツ」の3つが存在します。

これらについて説明すると、まず「表明保証」は契約をする前提として、企業の財務状況や経営状況に嘘偽りがなく、間違った内容でないことを確認させる条文となり、もしも企業の状況に虚偽があった場合には、契約の解除を要求されたり実行した融資の返還を求められることがあります。

次に「貸付前提条件」ですが、これは融資実行に際して確認すべき項目のことを指し、これが確認できなければ融資の実行は行われません。

最後に「コベナンツ」は、企業側が契約時に設定した条件に抵触する状況になってしまった場合において、借入条件の悪化や早期の返済請求などの効力が発生する条文となります。

契約時の設定条件として、3ヶ月に1度は経営状況などを報告する「情報開示義務」や、一定水準を超えて財務指標の悪化を禁止する「財務制限条項」、融資の回収を妨害する行為を制限する「資産処分等一定の行為に対する制限」などがあります。

以上のように、シンジケートローンでは貸し手に有利となる条文を記載した契約書が必要になり、また契約時には様々な手数料が発生します。

シンジケートローンでの融資を成功させるためには、メインとなる金融機関の力がかなり大きなポイントとなっていて、それが崩れてしまうと複数の金融機関を集結させることは不可能ですので、メガバンクなど規模の大きい銀行にした方が専門部署もありますので契約成立までスムーズに進むでしょう。


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