税金の完納や推薦が必要だが無担保・無保証人で借り入れできるマル経融資を解説

日本政策金融公庫で普通貸付による融資を受けられるようにするには、担保または保証人が必要になってしまうことが多いのですが、担保も保証人も提供することなく融資を受けたいという事業者の方も数多く存在するでしょう。

そんな方に注目してもらいたいのは、日本政策金融公庫で無担保・無保証人でまとまった資金を借り入れする事ができる、「マル経融資」と命名されている日本政策金融公庫の融資制度になり、中小・零細企業の経営者や個人事業主の多くの方が利用されています。

この「マル経融資」について解説すると、正式名称は「経営改善貸付」といって商工会議所や商工会などから日本政策金融公庫に推薦をしてもらうことによって、無担保・無保証人でも資金調達ができる制度となっています。

では具体的にどの様な内容なのかですが、まず基本的に事業の規模が大きな企業の場合は融資資格はなく基本的に小規模事業が対象となっており、商業・サービス業の場合は従業員が5人以下、製造業・その他の場合は従業員人数が20人以下となっていなければいけません。

そして融資資格の中において最も重要な事柄が、あらかじめ商工会議所や商工会などの経営指導を6ヶ月以上受けていなければいけないということで、この指導をしっかりと受けていなければ、従業員の人数が規定通りであっても融資対象者からは残念ながら外れてしまうことになります。

またこの他にも、認可が必要な事業では認可を取得していることや、毎年税金をしっかりと完納していることなども必要不可欠な条件になっており、またクラブやサロンなどの一部の業種は利用不可となっているので、ここはあらかじめ確認しておいて下さい。

そして以上の要件を満たしていて、商工会議所や商工会から推薦をしてもらうことができれば、融資を受けるにあたって担保や保証人が付けられなかったとしても、日本政策金融公庫から融資を受けることが可能です。

このマル経融資についての詳しい内容に関してですが、資金使途に限らず限度額は2,000万円(2014年に1,500万円から引き上げ)となっていて、運転資金の場合においての返済期間は最長で7年間と設定されていており、その内1年間が据置期間となっています。

そして設備投資の場合も、融資限度額は同様に2,000万円なのですが、返済期間が10年以内でその内2年間が据置期間となっており、運転資金を目的として借り入れする方よりも期間は長く設けられています。

また金利に関してなのですが、日本政策金融公庫が定める利率一覧の特利Fとなっており、融資を受ける時々によって変動するのですが、今現在において特利Fの利率は1.45%(2015年2月)となっています。

以上がおおまかなマル経融資についての解説となりますが、前述したように商工会議所や商工会の推薦が必ず必要となりますので、今すぐ早急に融資を受けたいからといって推薦もなしで直接申込みをしても、当然ながら取り入ってもらうことはありませんのでここは注意が必要です。


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